全日本ジュニアテニス選手権

全日本ジュニアテニス選手権2022
8月23日〜30日
大阪 靭テニスセンター
大阪 江坂テニスセンター
各年代のジュニアチャンピオンを目指す大会です。
本校からは18歳以下男子シングルスに中西康輔(3年)、14歳以下男子シングルスに江口航生(中2)が出場しました。
初の全国大会出場を果たした江口は、大舞台での会場の雰囲気などに緊張はあったものの、試合ではしっかり声を出して持ち前の粘り強さを発揮したファイトができました。結果は初戦敗退でしたが、今の自分のレベルも知る機会にもなり良い経験になったと思います。

U18シングルス 中西康輔 準優勝🥈

中西康輔がノーシードから決勝に駒を進めました。決勝に進むまでも厳しい試合の連続でした。
2回戦の4シードの選手との対戦は、1stセットからタイブレークの13-11と熱戦、2ndセット途中から中西の足がつり始め、後半にはアンダーサーブしか打てない状態の中、しのぎきって勝利。
3回戦の対戦相手は、インターハイベスト4、そしてその時に負けた相手でした。雪辱を果たしたい意識が空回りしてか1stセット後半からペースを乱し奪われ、2ed中盤まで悪い流れが続きました。セット後半に相手選手が足がけいれんするアクシデント、セット後半で逆転しファイナルセットへ、大きくリードした広げた後半、中西もけいれんを起こしました。お互い立つのもやっとな状態で過酷な時間帯となりましたが中西が勝ちきりました。
準々決勝、この試合も勝敗の行方はファイナルセットにもつれ込みました。先にブレークするもその後のサービスゲームを落とす展開が再三続き、波に乗れないままタイブレークへ。4-6と2本のマッチポイントを取られ万事休すかと思われたこの2本をバックハンドのクロスで立て続けにエースを取り追いつき、そこからの攻防を10-8と制して決着をつけました。
準決勝の相手は、常に全国大会で上位に進出している選手です。高体連の全国大会の春の2位と夏の2位との楽しみな対戦となりました。両者共にここまでの勝ち上がりに満身創痍、疲れも目に見える程の試合内容でした。しかし、お互いが気力を出し魂心の力でサーブを打ち込みあいキープを続ける展開となりました。6-4,4-6-7-5死闘を中西が制し決勝へ進みました。
決勝、対戦相手はITF大会などをまわっている試合巧者で決勝までも失セットなしとその強さを見せてきた選手でした。1stセットはブレイクされてもブレイクバックするなど食らいつきましたが4-6とされ、2ndセットも中西の疲れもありましたが徐々に中西を上回るプレイで相手ペースのままストレートでの敗戦となり、中西の夏が終わりました。
今大会には昨年、初めて出場し初戦敗退でした。この一年間で急成長を遂げました。今大会も困難な試合が続く中で成長できていたと思います。今年に入り全国選抜、高校総体と今大会の全ての全国大会でファイナリストとして勝ち残る急成長を遂げました。伸びしろでは一番だと思いますし、これからもまだまだ伸びしろがある選手なので今後も楽しみてす。また、今大会中もいろんな方々に支えて頂きました。そうした人との縁も結果を出せた要因だと思います。今後もよろしくお願い致します。