全国選抜高校テニス大会中国地区大会

第46回全国選抜高校テニス大会中国地区大会
11月18日~19日
岡山県備前テニスセンター で開催されました。
本校は県予選の決勝でライバル校に敗れ今大会はノーシードから全国大会への出場をかけて臨みました。準々決勝、準決勝と各県の1位から勝利をおさめ、ライバル校との伝統の一戦となる決勝へ駒を進めました。
ライバル校といえど、相手校は今夏の全国大会で団体、個人戦と上位進出してる強者揃い、大きく溝を開けられている状況でした。しかし、そんな強敵だからこそ本校の選手達は勝利を目指し着々と力をつけてきました。
3セットマッチで行われた決勝戦、S1中島璃人(1年)が相手の2年生エースに食らいついていくと、D1難波慶次(2年)池畠舷生(1年)ペアは4-1とリード、S2遠藤翔(2年)は5-2とリードし、試合序盤の勢いを本校が掴んでいきました。
シングルス1の中島は相手選手の要所でのプレイが一枚上手の感もあり、自らのミスも絡んで追撃も一歩及ばず。ダブルス1も両セットとも後半の要所でサービスをキープできず、4-6.5-7と勝ち切ることができませんでした。
シングルス2の遠藤、1stを7-5と先取するも2stはあっさりと相手ペースでファイナルセットへ、しかしそこからでした。本校らしい粘りのテニスで再び自分のペースを取り戻し、終盤は両選手ともに足がつる死闘を制し1勝をもぎ取りました。
D2飯田要(1年)阿部蓮央(1年)の試合も1stを5-2とリードしてからでした。勝ちを変に意識したのか、それまでのプレイにブレが生じてくると心理的な要因でミスも増え始め、タイブレークにもつれ、そこでも4-2とリードしてから焦りと弱気とで本来のプレイを見失いセットを落としました。
S3大嶋拓翔(1年)は県予選決勝では1勝をあげたものの、この試合でチームの勝敗がかかるという初めての団体戦の重圧、怖さにここも本来のプレイを見失いセットを落とします。試合を終えた仲間のベンチワークにより自分を徐々に取り戻してはいくことができ、団体戦をいうものを試合の中でしっかり経験していました。
しかし、ダブルス2が2stの中盤で40-15のゲームを何度も落とし流れに乗れないまま試合も落としチームも敗退となりました。

準優勝 全国大会出場の権利を得とく!

これまで勝つことできなかった相手選手達にリードする展開になり、さらにあと少し、という試合内容じたい初めての状況でしたし、1年生の多いチームですので団体戦の怖さも初めて体験し、色々な意味で濃い試合になったのは間違いありません。
これからです!これからこの経験でどれだけ成長できるか。それが3月の全国選抜大会での躍進にもつながってくると思います。
2日間、メンバーから外れた部員達も選手と一体感を出し声を枯らすまで応援も頑張りました。また、サポート、声援を送って頂いた保護者の皆様もありがとうございました。再び、強いチーム理大になる兆し・・・選手達のこれからの成長に期待します。